anzumilkのブログ

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サービス業はブラック企業??

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サービス業はブラック企業

 

ブラック企業という言葉が世の中に浸透し始める前は、サービス業とはこんなものなのだと思いながら仕事をしていました。

わたしが働きはじめた10数年前は大学をでて一般企業に勤める人、専門学校に通い手に職をつける人が半々くらいだったでしょうか、今や大学でてないと大手企業なんかは応募すらできない世の中になっているので高卒から転職しようとしたら、実務経験やスキルをみがかないとなかなか厳しいようですね。 

わたしの勤める美容業界は、大半の人が独立を志してスタートをきるのですが、その半分は理想と現実の厳しさで転職していく人、さらに結婚出産で辞めていく人、10年後も続けている人の数は僅かです。

オシャレな美容業界に憧れをもってはいってくると、まず給料の安さと休みの少なさに驚くことになります、今は福利厚生がしっかりしてるところも多くなりましたが個人経営のサロンなんかは厚生年金や社会保険など整備されてなく国民年金国民健康保険加入になるのです、

独身の頃はそれでよくても、家族をもつと社会保険がいかに必要か痛感することになります、

まず、家を購入しようとしても社会保険に加入していない会社勤めの人は住宅ローンを組むのも苦労します。

会社が社会保険を払っても利益があがるくらいの余裕がないと厳しいとゆうことなのでしょうかね…。

 

サービス業の休日

 

有給もなく週に一度の休みは講習会や勉強会、夜仕事が終わってからの練習は夜中近くまでになることもしばしば、ベテランになった今も帰宅は9時過ぎというハードな環境です。

土日休みはもちろん、お正月休みもずらして休まなければならないことさえあります、昨今の美容業界は業態が多岐にわたっているので独立開業までの間に稼ぎたいとかならよいのでしょうが、生涯雇われの身では選ぶ会社を間違えると体を壊して業種自体かわらなければなくなります。

個人経営、FCオーナー、チェーン店の低料金店、カット専門サロン、カラー専門、シェービング専門などなどその店の特性により様々な雇用方法があります。

詳しくは、いずれまた書こうと思います。

 

労働基準法

 

これだけ休みが少なくて長時間労働って違法じゃないの??

簡単にいうと違法ではないんです、労働基準法には理美容業は一般企業とは別の労働時間を定めてるんです、1日の労働時間は練習や講習などは自主的に行う部分なので労働時間にふくまれません。その部分を省いてタオルの洗濯片付けなど雑用週44時間までと定められてます。

それを超えた部分に関しては残業代が発生するのです、残業の限度ははっきりとした規定はないものの80時間から100時間あたりになってくると労働基準監督署から注意を受けたりします。

 

人間関係は??

 

ブラック企業によくある、足の引っ張りあい、

少しでも相談したり弱みをみせたりすると都合のいいようにまわりに話しが広がっていたり…。

これは、美容業界だけにあらず女性が多い職場には多少なりともあります、ただ個人経営のサロンとチェーン店とではチェーン店のほうがこの傾向が強い気がします。

特に低価格のお店は男性女性にかかわらず噂話しや派閥とかいろいろ聞きますね…。

また、地域によっても差があるようなので一概には言えませんがお客さんの質もことなるので人間関係もギスギスしてしまうのでしょうね。

 

 

まとめ

 

サービス業は決して違法なブラック企業ではないものの、一般企業からくらべると福利厚生、休日の充実度は下がると思います、美容業界が好きではいってくる人には頑張って頂きたい反面、これらの問題点をわたしたちベテランが新しい働きかたにかえて後輩たちが需実した生活を送れるようにしていかなければ離職率が高いとゆう現実を受け止めて美容業界にはいってきてもらいたいです